石油給湯器は寒冷地で活躍〜命をつなぐ給湯器〜

理想の空間業者依頼で手軽に実現

灯油を使う石油給湯器

家庭でも使いやすいタイプが登場

石油給湯器は、石油(主に灯油)を燃料としてお湯を沸かす設備です。古くからある給湯設備ですが、従来は商業施設やガス管が通っていない地域など比較的限られた場所で利用されていました。これは、それまでの石油給湯器がタンクにいったん水を溜めたうえでバーナーで熱するという方式であったため、ガス給湯器に比べるとお湯があたたまるまでに時間がかかる、細かな温度設定が難しいといった課題があったためでした。 しかし、最近では水道管と直結した瞬間湯沸かしタイプのものが出てきたことから、一般家庭でも簡単に利用することができるようになっています。また、石油はガスと違って個人レベルでの貯蔵ができることから、最近では自然災害時等におけるライフラインの安定的確保という面からも注目を集めています。

さらに熱効率が向上した製品も

現在の石油給湯器には、大きく分けて貯湯式と直圧式という2つのタイプがあります。貯湯式はタンクに水を溜めて加熱するというもので、先に述べたとおり温度が上がるまで時間がかかるという課題がありますが、機器の構造がシンプルなため価格が安いというメリットがあります。 一方の直圧式は水道水を給水の都度熱するというものです。価格が割高である代わりに水道水そのままの水圧で給湯できるので、勢いよくシャワーを使えるといったメリットがあります。 また今後普及が進むと予測されるのが、潜熱回収型と呼ばれる石油給湯器です。これは、燃焼の際に生じる高温の排気ガスを予熱用に再利用するというものです。この方式だと従来は83パーセントほどだった熱効率を約95パーセントまで高めることができるようになります。